辺野古の海を守れ!新基地建設反対! 都本部沖縄派遣団 3年連続の現地闘争支援を実施

 一日目は、ひめゆりの塔・魂魄の塔・平和の礎・平和祈念資料館等、南部戦跡めぐりをし、沖縄における悲惨な地上戦の惨状を再認識した。
 二日目は、早朝にホテルを出発し、この派遣団のメイン行動である、辺野古キャンプ・シュワブゲート前にて、地元の方々と共に座り込み行動に参加。石材を積んだダンプカーやミキサー車・クレーン車等がゲート前に向けてやってくるという情報が流れると現場は物々しい雰囲気に一変した。その後、沖縄警察による警告・強制排除等、違法工事に加担する許し難い状況が30分にわたって続き、私たちの抗議の声も届かず、50台以上の車両が搬入されてしまった。改めて、住民無視・権力乱用・税金のばらまきの現政権のやり方に怒りが込み上げた。
 その後、瀬嵩展望台から大浦湾の視察とグラスボートによる海上視察をした。ジュゴンの生息地であることはもちろんのこと、長さ50m・幅30m・高さ12mという世界でもまれにみる青サンゴ群落を見学した。大浦湾の埋め立てがこのまま進んでしまえば、潮の流れが変わり、間違いなく悪影響が出る。最悪の場合、死滅してしまう恐れもある。世界的な財産であるこの海を守ることこそが国が本来すべき役目であり、後世に残すことが使命ではないだろうか。それを、戦争の道具である基地建設のために壊してしまう事実を私たちはもっと社会へアピールしなければならない。


(2017年:11月23〜25日)