都本部書記会議2023年春の学習交流会『首都圏大規模災害に備える体験学習』


 都本部書記会議は6月24日(土)10時15分より約4年ぶりとなる春の学習交流会を「そなエリア東京」にて対面にて体験実習を実施しました。

 そなエリア東京は、地震災害後の人命救助のタイムリミットと言われる72時間(3日間)を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」を中心とした防災体験学習施設。被災地や避難所の様子を再現した実物大のジオラマ展示と、首都直下地震について、なぜ起きるのか?

いつ、どのような被害想定なのかを紹介する首都直下地震特設コーナー、地震発生後を生き抜く「ヒント」や「備えたいグッズ」「日常品の活用」方法などを紹介。また、首都直下地震発生時に緊急災害現地対策本部の候補地となるオペレーションルームについても公開されています。

 体験学習にあたり、田中議長より「コロナ禍で4年ぶりの交流学習会となる。書記会議として学習会や交流ができない状況の中で、各書記局、書記集団の活動も制限がされてきた。久しぶりの交流の場となるが、定年退職者および再雇用修了者や離職者も多くあり、都本部書記の総数も減っている中で、参加者の減少も懸念されたが、2019年並みの参加者が結集することができた。交流する中から、書記のつながりを深めながら単組活動の活性化につなげていければと考える。体験学習では「災害に備える」ことはもちろん、首都東京への直下型地震が想定される中で、自らの命を守る行動を学ぶとともに、単組へ持ち帰り、この体験で学んだことを伝えることにより組合員の防災意識や災害時の防災支援につないでいただきたい」とあいさつがありました。体験後の参加者からは「単組でも学習体験に活用したい」「久しぶりの交流で元気が出た」「防災に対する意識と非常時の行動について再確認できた」などの感想が述べられ、盛会となりました。