自治労第97回定期大会開催　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『声を力に、一歩前へ』

　8月28日～30日にかけて、第97回自治労定期大会が開催されました。今大会は2019年の福岡大会以来4年ぶりの代議員・傍聴の制限のない大会開催となり、全国から約3,400人が結集し、活発な議論が交わされました。『声を力に、一歩前へ』を運動方針のスローガンに掲げ、2024-25運動方針や第6次組織強化・拡大のための推進計画などの議案を議論し、全てが圧倒的多数の信任により可決されました。

　川本淳中央執行委員長は、「いうまでもなく最大の闘いは秋の確定闘争。民間春闘の効果を公務員給与に反映させるべく、産別統一闘争として、単組・県本部・本部が連携して取り組んでいかなければならない」「運動方針のスローガンを『声を力に、一歩前へ』とさせていただいた。組合員一人一人の声を集める、それを組織の力に変える。日常的な組合活動を展開し、職場の課題を一歩前へと進める。そうした組合活動の積み重ねにより、運動を現状よりも前へ進めていくことをめざす。全ての活動の根幹となるのは組織の強さだ。停滞した活動の活性化、組織の強化を図ることが喫緊の課題として、単組・県本部・本部一体となって進めていく」としました。

　また、本大会において現組織内国会議員「岸まきこ」さんの2025参議院選挙へ推薦することも確認され、川本委員長は「現場の最前線で奮闘する組合員の声を国政に届けるためにも何としても再び自治労の代表として『岸まきこ』を国政に送り届けなければならない。今大会が2025年参議院選挙闘争にむけたスタートになる。改めて各単組、各県本部においても前回の総括を踏まえながら日常的活動、組織の強化を通じ、政治闘争の意義・共有を進めていただければと思う」と述べました。

　今大会では役員改選が行われ、新中央執行委員長に石上千博さん（北海道本部）が選出され、新たな執行体制が確立されました。また、東京都本部からは新たに石井利明さん（ 都本部書記長）が執行委員に選出されました。