オスプレイの横田基地配備に反対する 6.17東京集会(6/17)
住民の安全を脅かし、騒音を撒き散らすCV-22オスプレイの横田基地配備反対を求め、東京・三多摩両平和運動センターは6月17日、多摩川中央公園(福生市)にて「オスプレイの横田基地配備に反対する6.17東京集会」を開催、約1,600人が結集した。
本年4月3日、在日米軍と防衛相は「太平洋海域における安全保障上の懸念に対応する」ことを理由に2019年10月以降としていた横田基地へのオスプレイ配備計画を前倒しすると発表。今夏ごろには正式配備し、さらに段階的に計10機の配備と運用の要員ら約450人を配備するとしている。
オスプレイは開発段階から墜落・事故を繰り返し、構造的欠陥が指摘されている。実際に、沖縄では2016年12月に名護市沿岸で不時着・大破したほか、2017年8月に豪州沖で墜落し3人が死亡、同9月にはシリアにおいても事故が起きている。
主催者あいさつに立った東京平和運動センター青木議長は「欠陥機オスプレイを1日でも早くこの日本の上空から撤退させる。全国の仲間と連帯し、すべての米軍基地の整理・撤去を目指す」と訴えた。その後、平和フォーラムをはじめ関係団体より連帯のあいさつを受けたのち、集会決議を満場の拍手で確認、閉会した。
集会後、横田基地ゲート前を通り福生駅までデモを実施。“オスプレイは横田基地にくるな”等のシュプレヒコールをあげながら、街ゆく住民に訴えかけた。都本部は引き続き、関係団体と連携しながら、平和を守る闘いを強化していく。