第3回2023年度新規採用職員組合加入推進対策会議

 第3回「新規採用職員組合加入推進対策会議」を6月21日(水)18時30分より中野サンプラザにて全面対面形式で開催しました。

 平間組織強化・拡大担当局長の開会・進行ではじまり、江森副委員長(組織局長)より「新規採用職員の加入状況と今後の対応と行動提起」をおこないました。

 江森副委員長からは、昨年12月と今年2月に開催した、第1回・第2回新採対策会議での、都本部提起と対策会議の中から、浮き彫りとなった課題や問題点について再度確認し整理し報告。次に第3回対策推進会議の目的と課題として「新規採用者の4月期の取りこぼし対策」として「職場オルグの実施」「個別説明会」「職場アプローチ」などの取り組みについて参加単組と共有し、「2023年4月期の採用者数・新採組合加入状況」について報告をしました。

 具体的「加入促進にむけた」行動提起では①「取りこぼし」「未加入者」への再アプローチ。②「仲間をつなぎ、増やす」運動の推進。③新採者に声をかけ、話を聞いてみる。④地道な日常活動こそが「組織強化・拡大」への近道。⑤組合員から共感される運動と組合役員の担い手づくりの5項目について、単組課題も含めて提起をおこないました。

 都本部提起を受けて単組報告からの取り組み事例の報告として以下のテーマで単組から報告を受けました。

□「新規採用職員の組合加入にむけた説明会とその後の取り組み」

 練馬区職員労働組合  藤野 佳子さん(会計担当)

 渋谷区職員労働組合  海老名隆広さん(書記長)

 練馬区職労の藤野さんからは「4月の組合説明会で未加入となった新採への職場アプローチ」の具体な役割分担や加入推進にむけた方策が報告されました。引き続き、渋谷区職労の海老名さんからは、区職労として加入促進のため昼休み時間を活用して組合単独での説明会を開催し、職場組合員の協力を得ながら加入活動をおこなった具体的な事例についても報告がされました。

 単組報告を終了後には、都本部新採対策会議としては初となる「グループワーク(5班)」をおこない、単組における加入活動での問題点や課題を出し合い共有化しながら対策や解決策を探ることとしました。

具体的には以下のテーマを中心に討議をおこないました。

[Part1]

①新規採用者の組合加入について問題や課題を考える。②各自が問題・課題をだす。③各自が出した事項を説明し合う。④同じような問題や課題を分類して、キーワードを考え、項目ごとにまとめる。

[Part2]

①新規採用者の取りこぼし(未加入者)について問題や課題を考える。②各自が問題・課題をだす。③各自が出した事項を説明し合う。④同じような問題や課題を分類して、キーワードを考え、項目ごとにまとめる。

[Part3]

①グループで問題や課題についての原因を議論し、具体的な解決策を話し合う。②全体で共有化をはかるため、各グループから問題や課題、解決策をまとめる。

約60分のグループ討議を終了して、各班から特徴的な意見や取り組み事例や、解決策につながるヒントなどについて報告をおこない「第3回新採対策会議」を終了しました。