自治労東京都本部 能登半島地震災害支援応援プロジェクト　ー輪島塗箸の斡旋ー

　2024年1月1日の能登半島地震は甚大な被害を及ぼし、発災から約2か月が経過するも道路や上下水道の復旧は困難な状況であり、いまだ人的支援対応もできない状況です。

　輪島市の伝統産業「輪島塗」も大きな被害を受けました。輪島塗の製造は塗りや絵付けなど様々な工程があり、一つの商品を作るのに多くの職人が携わります。今回の地震では、職人の住む場所や工房が軒並み潰れ、小売店が並ぶ朝市も焼き尽くされました。作業に使用していた機械や道具が壊れたり、漆などの原材料が使えなくなったりするなど、「輪島塗」の生産に関わるほぼすべての職人が被害を受けています。

　今回、都本部では石川県輪島市で塗り箸の卸製造・販売を行っている「岩多箸店」で無事であった「生き残った箸」（在庫）の斡旋を行うことで、伝統産業を守る支援に取り組むとともに斡旋価格の一部を自治労本部被災者支援「災害特別カンパ」へ拠出します。

①　伝統産業を守る支援に向けた取り組み

②　販売金額の一部を自治労本部被災者支援「災害特別カンパ」に拠出

輪島塗「塗り箸」2膳セット

斡旋価格：3,000円

• 原価に近い価格での提供。
• 斡旋価格の内、2,200円を生産者へ、800円を自治労本部被災者支援「災害特別カンパ」に拠出します。

優先在庫数　　　：400セット

在庫以降のご注文：生産再開後の納品の斡旋

• 申し込み数の上限は設けません。
• 在庫数を超えるお申し込みをいただいた場合は、まずは在庫分にてご案内できる単組を抽選いたします。
• 抽選に漏れた場合においても、生産再開後に同価格にて斡旋させていただきます。ただし、被災地の状況による部分が大きいため、生産再開の時期については、目途が立ち次第改めてご案内いたします。
• 現状は新たな製造ができない状況（工場が断水状況かつ一部漏電）で、再開の目途は立っていません。