2022都本部組織集会(10/29)
10月29日、自治労東京都本部は2022都本部組織集会を中野サンプラザでの対面とWebの併用で開催しました。
本集会は昨今の組合への新規加入者の伸び悩みや脱退者の増加が続いている事態を重く受けとめ、組織強化・拡大を追求していくため、全体会とそれに続く3つの分科会で構成しました。
全体会は、自治労組合員ならではのニーズに沿ったじちろう共済に加入することで、暮らしの安心と可処分所得の向上という優位性を説明しながら、組合加入と共済加入の同時加入を追求する取り組みを進めるため、自治労共済推進本部事務局長の安藤氏から「共済活動を通じた組織強化・拡大」と題してご講演いただき、なぜじちろう共済が組織強化・拡大に役立つのかについて解説がありました。
第1分科会は青年層の視点に焦点を置き、「再生か?衰退か?『職場内運動』活性化の道を探る」をテーマとし、独立行政法人労働政策・研修機構リサーチアソシエイトの松上氏から、各国の青年や自治労組合員への意識調査結果に触れつつ労働運動に求められるものなどについてご講演いただいた他、青年層の活動や視点を中心とした自治労本部や単組からの労働運動・組合活動に関する報告を受けました。
第2分科会は「会計年度任用職員の組織化・組織拡大にむけ一歩踏み出す」をテーマとし、参加者全員でお互いの立場を理解・尊重しながら、正規・非正規の垣根を越えた地域公共サービスの維持・向上、働き甲斐のある職場環境の構築をめざすことを目的に、単組からの先進事例報告、会場参加型のパネルディスカッションを通して「住民が望む公共サービスの実現」「誰もが働きやすく働き続けることができる職場づくりの実現」にむけて参加者全体で考える場となりました。
第3分科会は「自治体単組と公共民間単組の連携をもとに、地域のために安定した質の高い公共サービスを提供すること」を目的に、「公共サービスの向上を目指し公民の枠を超えた仲間づくりを目指そう!」をテーマとしました。自治体単組と公共民間単組が互いの課題を共有し、労使交渉の範囲を超えた課題解決、組織強化・拡大に向けた連携をどのように構築していくかという観点から単組からの事例報告と意見交換を行いました。
都本部は引き続き組織強化・拡大の取り組みを進め、労働組合としての基本的な機能を発揮し、民主的な職場、より良い働き方の実現をめざします。