資産形成に関するライフプランセミナーを開催 貯蓄?投資?知ってよかったお金の使い方

 12月16日、京王プラザホテル新宿において、ライフプランセミナーを開催し、多くの組合員の方にご参加いただきました。今回のセミナーは一般の組合員のみなさんを対象に、都本部のホームページや機関紙、チラシでのご案内を通じて多数の組合員のみなさまにご応募いただきました。『貯蓄?投資?知ってよかったお金の使い方~組合員だからできる「資産運用」~』をテーマに、ファイナンシャルプランナーの講師2名を招き、ご講演をいただきました。

講演①「一生役立つお金の知識」 講師:生活経済研究所長野 所長 CFP認定者 塚原 哲さん

 講演①では2024年1月に新制度が始まるNISAなども念頭に置きながら、長期的な視点に立った資産形成術について解説いただきました。

 塚原さんからは「みなさんには資産形成や資産運用に関して2点知っていただきたい。1つ目は広い視野を持ち、マイナスの財産も考慮するということ。2つ目は長い時間で捉えたときにどちらが得なのかを考えること」と冒頭に触れた後、長期投資の視点が必要な理由や債券や投資信託の基礎知識など、具体的に投資を始める際に知っておくべきことなど、具体的な事例を交えながら解説いただきました。また、「返戻率の優位性を踏まえると、じちろう共済の長期共済や『随時払い』は50代の方にもおすすめできる」と職場制度の徹底活用についても触れられました。

生活経済研究所長野 所長 塚原哲さん

講演②「資産形成、はじめの一歩」 講師:FPハーベスト代表 ファイナンシャルプランナー 瀬戸家みのりさん

 講演②では、資産形成のはじめの一歩として、昨今の値上げラッシュの中で家計のムリ・ムダをなくす視点のもと、支出を見直す際の着眼点や個人の資産形成の考え方や、組合員だからできる資産形成の選択肢としてのじちろう共済の活用等について解説をいただきました。

 瀬戸家さんは「生活必需品が高騰する中、通信費と保険料は安くする余地がある」とし、携帯電話会社や保険の見直しについて解説いただきました。保険料については、職域共済が①非営利であること、②加入者を限定していること、などから割安な掛金を実現できているとしたうえで、有用な手段の一つとして、特に自治労組合員のみが加入できるじちろう共済は意外と優秀な制度であり、資産形成にも活用可能であるとしました。加えて、「資産形成はコア(現金化しやすい資産)とサテライト(リスクを取り収益性を狙っていく資産)の2本立てでの実践が必要、コアとして有効なのはじちろう共済の長期共済と税制適格年金が返戻率からみても活用すべき制度であり、じちろう共済を知らないで損するのはもったいない」との説明がありました。

FPハーベスト代表 瀬戸家みのりさん

 参加された方たちはメモを取りながら講演を熱心に耳を傾けていました。また、講演の合間でケーキと飲み物を提供するティータイムを設け、その間も参加者の方たちはテキストを読み込むなど充実した時間となりました。講演後、参加者からは「他の媒体では得られない情報を得られ、金融リテラシーが上がった」「保険見直しのヒントになった」などの声が寄せられました。

 なお、組合員ページにて講演動画を配信しておりますので、下記URLよりご覧ください。組合員ページにログインする際にはパスワードが必要です。

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